まず、不織布を使うことのメリットは傷防止などがあります。
プラスチックなどを使ったCDケースは、爪などの尖ったものに当たって擦れてしまうと擦れた跡が残ってしまうことや
ひび割れによって生じた破片が指に当たって切り傷の恐れもあります。
防水効果については、多少、水に濡れても不織布のCDケースなら、中に収納しているCDに影響を及ぼすことはなく、不織布は水の吸収性が高いので安全です。
ただし、浴槽に溜まった水などに水没させるのはいくら防水性があるとしても、中のCDに影響を及ぼす危険性があるので気を付ける必要があります。
次は、デメリットです。不織布は太陽の光(紫外線)に弱く、生地が劣化することによって破れてしまうことです。
先程、例えに出した不織布のCDケースであれば、不織布とCDはともに耐熱性がないため、不織布の生地が破損してしまうことにより、その中に収納されているCDには多大な影響を与え、CDが聴けなくなってしまうでしょう。
そのため、家の中でも日差しが当たるところは避けて、保管するのが大切です。
不織布のCDケースを例に出してメリットとデメリットを述べましたが、近頃、CDケースの中でも不織布を使ったものが売れています。
織布との違いは、耐久性も不織布の方が高いのでCDケースも含めて利点として捉えられています。また、防火性(難燃性)にも長けているので、不慮の事故の防止対策もしっかりなされている生地です。